
アルコールチェッカーの数値がおかしい?検知器の精度を改めて確認しよう
2023.03.22お知らせ

アルコールチェッカーを使って、数値を確認するのは、業務前であれば当然のこと。
特に、前日に飲酒をしてしまった人は必ず実施しなくてはいけません。
飲酒運転は厳罰化されているため、ついうっかりでは済まされないのです。
しかし、アルコール検知器を使うと、数値や反応がアルコールを飲んでいないのに出る人もいます。
それはもしかしたら、アルコールチェッカーの精度の問題かもしれません。
そこで今回は、飲酒運転で進む厳罰化の内容や、アルコールチェッカーの数値や精度の重要性などについて解説します。
ぜひご覧ください。
飲酒運転に課せられる行政処分や罰則とは

飲酒運転には、厳しい行政処分と罰則が科せられます。
行政処分の対象となるのは、「酒酔い運転」と「酒気帯び運転」です。
酒酔い運転はアルコールを摂取して、正常な運転ができない状態で運転することです。
つまり、アルコール濃度の数値は関係ありません。
一方、酒気帯び運転は基準値以上のアルコールを保有した状態で運転することです。
それぞれに課せられる行政処分や罰則を以下にまとめました。
酒酔い運転 | 酒気帯び運転 | 行政処分 | 基礎点数35点 免許取り消し(欠格期間3年間) |
【アルコール濃度】 0.15mg以上0.25mg以下 基礎点数13点 免許停止(90日間) 0.25mg以上 基礎点数25点 免許取り消し(欠格期間2年間) |
罰則 | 5年以下の懲役 または100万円以下の罰金 |
3年以下の懲役 または50万円以下の罰金 |
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出典:警察庁
上記を見ると、飲酒運転の罰則はかなり厳しいことがわかります。
こういった厳罰化などにより飲酒運転は減少しているものの、死亡事故率は飲酒なしの場合よりもおよそ9倍も高いという結果が出ています。

出典:警察庁
やはり飲酒運転は本人の「しない」という強い意志と、周囲の「させない」という声掛けや仕組みづくりが大切だとわかります。
まずはアルコールチェッカーでの数値の確認すること

企業においても飲酒運転にならないように、アルコールチェッカーで数値を確認したり、目視をしたりすることが重要です。
特にお酒に強い人は、本人に自覚がなくても、体内にアルコールが残っていることも考えられます。
微量であっても、アルコールチェッカーで数値が出ては言い逃れできません。
- 大丈夫だと思っていた
- 酔っている感じもなく、元気だから心配ない
といった、本人の言動や様子だけでは安全が担保されないので、アルコールチェッカーでの検査はしっかり行いましょう。
アルコール検知器は精度の高いものを選ぶこと

アルコールチェッカーの精度によっては、お酒を飲んでいないのに数値が出ることもあります。
たとえば、
- 食事をしたあと
- アルコール消毒のあと
などは注意が必要です。
こういったときは、うがいをしたり、少し時間をおいたりしてから計測すると、数値が正常に戻ります。
また、消毒液などの近くで検知器を保管しているなど、近くに消毒関連の品物があると、数値が変化することがあります。
さらに、アルコール検知器の故障などで、正確な数値が出ない場合も考えられます。
よって、アルコール検知器を導入するなら、精度の高いものにしましょう。
電気化学式(燃料電池式)のものなら、食事やタバコ、薬などの成分には反応しないので、どのような状況であっても精度の高いチェックが可能です。
弊社では、精度の高いアルコールチェッカーをご用意しております。
導入することで、
- 酒酔い運転や酒気帯び運転をさせない
- 従業員の安全を守る
という風土を築くことができ、従業員ひとりひとりの意識も高まりますので、導入を検討されている企業様はぜひご相談ください。
まとめ

飲酒運転の行政処分や罰則の厳しさ、それにともなうアルコール検知器の精度の重要性などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
法律の厳罰化により、飲酒運転の件数は減少していますが、まだまだ0にはなっていません。
ちょっとした気の緩みや過信から、大事故につながってしまう怖さがあります。
そのため、精度の高いアルコールチェッカーで、正しく数値を測定し、客観的に、
「運転しても大丈夫」
という状況を作り上げることが大切です。
アルコール検知器の利用は、酒気帯び運転を許さない、という風土を築くためのわかりやすい仕組みです。
そして、こういった取り組みは従業員やその家族、周囲の人々を守り、同時に企業価値を上昇させます。
そんな企業様の前向きな取り組みを、弊社はサポートしています。
アルコールチェッカーに関するご相談をお待ちしております。