アルコールで運転技能はどれくらい低下するのか?罰則規定とともに紹介

筆者紹介

有限会社ドリームチーム

法人営業チーム

私たち有限会社ドリームチームは、飲酒運転防止に真剣に向き合うチームです。特定非営利法人「ASK認定飲酒運転防止インストラクター」の資格を有し、アルコールに関する基礎知識や飲酒習慣の改善が飲酒運転防止の鍵であると考えています。
記事では、飲酒運転の危険性や背景を分かりやすく伝えるとともに、安全運転や車両管理、法令遵守の重要性を解説。飲酒運転をゼロに、交通事故削減に取り組んでいます。

お酒を飲むと、集中力が低下したり、動きが緩慢になったりしますね。
アルコールによって、認知器官や身体機能が鈍くなってしまうからです。

そのようなときでも、自分は大丈夫!と考えてしまい、軽い気持ちで飲酒運転をしてしまう人が後を絶ちません。

しかし、実はほんの少しのアルコールでも運転技能は格段に落ちてしまいます。
そのため、飲酒運転で大事故を引き起こしてしまうのです。

そこで今回は、アルコールがどのくらい運転技能に影響するのか、飲酒運転になった場合の罰則規定などについて解説します。

アルコールによる運転技能への影響

アルコールによる運転技能への影響

アルコールを摂取すると、当然ですが全身にアルコールがまわり、いわゆる「酔った状態」になります。
酔うと集中力や判断力が鈍ったり、動きが緩慢になったりするなどの影響が出てきます。

運転中は高い集中力と瞬時の判断力、それにともなう適切な行動が求められます。
しかし、酔った状態ではそれができなくなるので、運転技能は確実に低下します。

欧米の研究では、アルコールの血中濃度と運転技能がどの程度低下するかの関係がまとめられています。その結果は、以下の通りです。

血中濃度 呼気中アルコール濃度運転技能
0.01%未満0.025mg/L集中力の低下
0.02%0.1mg/L多方面への注意力低下
反応速度の低下
トラッキング技能の低下・阻害
0.03%0.15mg/Lハンドル操作が不十分になる
0.04%0.2mg/L視覚機能の低下
0.05%0.25mg/L規制を無視するなどの行動が出始める

出典:E.J.D.Ogden, H.Moskowitz(2004).
Effects of Alcohol and Other Drugs on Driver Performance, Traffic Injury Prevention, pp.187-188より

日本では、血中濃度が0.03%以上(呼気濃度 0.15mg/l)になると酒気帯び運転になりますが、このように、血中濃度が低くてもさまざまな運転技能が低下することがわかります。

飲酒による事故は後を絶ちませんが、ドライバーの意識や身体機能を低下させることにより、特に大きな事故につながりやすいのです。

少量でも飲酒をしたら、運転をするのは絶対にNGです。

お酒の種類とアルコール濃度との関係

血中濃度が0.03%というのは、呼気中アルコール濃度に換算すると0.15mg/Lです。
これはどのくらいの量のアルコールになるのでしょうか。
以下をご覧ください。

お酒の種類酒量
ビール中びん1本
日本酒1合
ウイスキーダブル1杯

もしかしたら、たったそれだけで?と感じる人もいるかもしれません。
特に、飲酒が習慣になっている人やお酒が強いと感じている人にとっては、軽く飲んでしまう量でしょう。

しかし、ほんの少しのアルコールでも充分酔った状態になります。
そのため、運転するのであれば少しのお酒も飲んではいけないのです。

道路交通法での飲酒運転の罰則規定

道路交通法での飲酒運転の罰則規定

飲酒運転は犯罪です。
道路交通法では、アルコール濃度によって罰則の重さが異なります。
以下に罰則規定をまとめました。

アルコール濃度罰則
0.25mg以上点数25点
免許取り消し
欠格期間2年
0.15mg以上0.25mg未満点数13点
免許停止90日
0.15mg未満酒気帯び運転にあたらない

また、アルコール濃度とは関係なく、正常な運転ができないと判断された場合は「酒酔い運転」となります。この場合は、

  • 点数35点
  • 免許取り消し
  • 欠格期間3年

という重い罰則が科せられます。

さらに、前科があったり、それまでに累積点数があったりすると、さらに重い罰則になる可能性もあります。

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このように、少量のアルコールでも飲酒運転になりますので、「飲んだら運転しない」ことはもちろん、周囲も運転させないようにすることが必要です。

また、飲んだ量や体質によってアルコールの分解速度が異なるため、翌日になっても体内にアルコールが残っているかもしれません。
そのため、アルコールチェックを欠かさないようにすることも効果的です。

業務前はもちろん、たとえば自宅から職場への移動や自動車を利用した家族旅行など、

  • 「近いから大丈夫」
  • 「スッキリしているから安心」

という油断が、大事故につながりかねません。


自分の身を守るためにも、大切な人たちや周囲の人たちを巻き込まないためにも、アルコールチェックを日々の習慣に取り入れて、安全な運転を行ってください。

まとめ

アルコールによる運転技能の低下や罰則規定などについてのまとめ

アルコールによる運転技能の低下や罰則規定などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

アルコールを少しでも摂取すると、運転技能は確実に低下します。
注意力や集中力が鈍り、瞬時の判断ができなくなるため、事故を引き起こしやすくなります。

そのため、

  • 「お酒に強いから大丈夫」
  • 「ちょっとしか飲んでないから問題ない」

と考えることなく、飲んだら運転しない、翌日もアルコールチェックを欠かさない、といった意識が大切です。

アルコールの影響を軽視することなく、飲んだときは運転することが危険だと認識しましょう。
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