今日も安全運転、お疲れさまです。
道路を走るバスやトラックの運行は、何気ない日常風景ですが、その裏側には、安全運転管理者の役割があります。
特に「運行計画の作成」はその中心的な業務です。
本日はその詳細に迫りたいと思います。
情報の有効利用
運転者が安全に運転できるように、他の運転者から得た道路状況などの情報を活用して運行計画を作成します。
たとえば、ある運転者が「このルートは道が狭くて対向車が多い」と伝えた場合、その情報をもとに、運転者に的確なアドバイスを行うことができます。
スピード違反、過積載での運転、過労運転、駐車禁止、居眠り運転などなど、様々な「安全を脅かす運転」をしないで済むよう、安全な運転を確保するための運行計画を作成します。
無理のない運行計画
運行前日には、次の日の運行が無理なく行えるような計画を作成します。
そして、たとえば、
- 「明日は朝から運転なので今日は飲酒を控えましょう」
- 「経路に山道が含まれるので、しっかり眠りましょう」
- 「世間は連休で道が混む可能性があるので30分早く出発しましょう」
と言った、具体的なアドバイスを運転者に伝えることも必要となるでしょう。
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運転者と車両の状態確認
運転前には、運転者と車両の状態を確認します。
- 「体調はよさそうですね、油断せず慎重な運転を心がけてください」
- 「足りなくならないようガソリンの量に注意しましょう」
などの、細かな点まで注意喚起を行いましょう。
休憩場所や時間の確保・駐車場所の確保の指示
転中は、運転者が必要に応じて休憩できるように、休憩場所や時間を確保します。
「疲れた」と感じたら、無理せずに休憩することが大事であると指導することも肝心です。
また、「ここで休憩しましょう」と指定することで、運転者が安心して休憩し、運転を続けられるようにします。
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ヒヤリ・ハット事例の聞き取り
運行後には、運転者からヒヤリ・ハット事例や走行ルート上の危険箇所などを聞き取り、それを次の運行計画作成に役立てます。
これにより、同じ問題が繰り返されるのを防ぎ、運行の安全性を高めます。
まとめ
安全運転管理者の仕事は、運転者だけでなく、道路を利用するすべての人々の安全を守る大切な役割を果たしている大事なお仕事。
毎日ご尽力いただいているからこそ、安全が守られています。
次に街中や道路で、バスやトラックを見たときは、その安全な運行に尽力する安全運転管理者の存在を思い出してみてください。
2023年12月からは、既に義務化となっている飲酒運転管理にアルコール検知器の使用義務も加わります。
ますます大変になっていく安全運転管理者業務。
私たちは、少しでも楽にしていただけるように準備を進めています。
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