安全運転管理に携わる皆さま、いつもお疲れ様です。
日々の業務でのご尽力に心から感謝申し上げます。
今回、私たちの安全運転に対する取り組みとアルコールチェックに関して、大切な話を共有させていただきます。
最近、アルコールチェックの不正行為が一部で確認されました。
内容としては、例えば、他人に代わってチェックを受ける「なりすまし」や、チェックの結果を偽装する行為です。
今回取り上げられたのは大手運送業と鉄道会社でしたが、これらは氷山の一角。
考えたくはないですが、もしかすると今日もどこかで行われているのかもしれない。
しかしこのような行為は、自分だけでなく、周りの人々の安全も大きく損ねることになります。
そこで、私たちから皆さまへのお願いとご案内をさせていただきたいと思います。
健康な飲酒習慣を身につけましょう
お酒は楽しくほどほどにと言いますが、やはり各個人で適量というものが存在します。
皆様には、翌日に影響が残らないような飲み方を心がけていただきたいと思います。お体を大切にしてください。
ドリームチームの「飲酒運転防止インストラクター」はこの部分もサポートしますのでお気軽にご相談ください。
アルコールチェックは正直に
ご自身の安全、すべての人の安全のために、アルコールチェックは正直に行ってください!
小さな不正が大きな事故や悲劇を招くことに繋がります。
また、企業では正直に行われたアルコールチェックに対し「だったら正直にやらないほうがいいじゃないか」と思わせるような対処は行わないことも大切です。
教育と共有
飲酒、飲酒運転、アルコールチェックの大切さなどは定期的に教育プログラムを行い、安全に関する意識を高めていきましょう。
また社内などでは皆さまの積極的な開催と参加をお願いします。
安全な環境を維持するために
どんな対策ができるか?少し考えてみましょう。
教育と意識向上のプログラムの徹底
定期的な研修とワークショップを通じて、安全な飲酒習慣と責任ある行動を促しましょう。
顔認証システムの導入
身元確認を強化し、なりすましや不正行為を防止します。
撮影・録画機能を持つ検査システムの採用
2024年4月より一部では法令に組み込まれる対応ですが、これによりチェックの透明性を確保し、安全意識を高めます。
なりすまし防止機能を持つ管理システムの導入
不正行為を未然に防ぎ、より安全な安全運転と職場を実現します。
翌日に残らない飲み方の推奨
健康的な飲酒文化を促進し、自己管理を強化します。
不正行為が確認された場合の注意点
私たちは安全を最優先事項と考えています。
しかし、不正行為が確認された場合、以下のような対応が必要になることもございます。
個人への影響
不正行為を行った方には、会社の規定に基づいた懲戒処分が下される可能性があります。
これは、警告から解雇まで様々です。
また、社内外での信用失墜や、将来の職業選択などへの影響も考えられます。
会社への影響
不正行為は、私たちの企業全体の評判に影響を及ぼし、信頼の低下を招く可能性があります。
これは、皆さまの努力と献身にも関わらず発生することで、非常に残念なことですよね。
私たちは、皆さま一人ひとりが安全な環境で働けることを願っています。
小さな行動が大きな差を生むことを忘れずに、今一度、自己の行動を見つめ直していただければ幸いです。
安全は、安全運転管理者の皆様、ドライバーの皆様、私たち一人ひとりの手によって守られています。
どんなにささいなことでも、不安や疑問がある時は、遠慮なく私にお聞かせください。
不正をなくし、飲酒運転がゼロになるように社会全体で取り組んでまいりましょう。