お酒を飲んだ次の日、頭痛や吐き気などの症状が出たことはありませんか。
飲みすぎてしまうと二日酔いになり、とてもしんどい思いをすることになります。
そのようなときに考えるのが、どうすればお酒を早く抜くことができるか、ということ。
運動やサウナなども良いと言われていますが、それらはかえって体調を悪化させてしまいます。
そこで今回は、二日酔いの仕組みとお酒を早く抜く方法について解説します。
これを読めば、飲んだ翌日に二日酔いになったり、アルコールが体内に残っている気がしたりしたら、どのように対処すれば良いのかが分かります。
ぜひご覧ください。
二日酔いの症状
二日酔いとは、お酒を飲みすぎた翌日に、頭痛や吐き気、胸やけ、のどの渇きなど不快な症状が出ることをいいます。
アルコールは肝臓で分解されてアセトアルデヒドという物質になります。
しかし、実はこれが有害物質。
アセトアルデヒドが肝臓で分解しきれず、その毒性によって、頭痛や吐き気などが起こるのです。
その人の体質や体重、体格にもよりますが、ビール500mLや日本酒1合(180mL)を分解するのに、およそ4~5時間かかります。
2倍の量を飲めば、アルコールを分解するのにかかる時間も2倍です。
夜遅くまで飲んだ翌日、なんとなく体がだるかったり、のどが渇いていたりするのはこのせいであり、これがひどくなった状態が二日酔い。
よって、この状態で運転すれば「飲酒運転」になってしまいます。
汗を流すといいのは本当?
二日酔いなどになったら、どのように対処するのが正解なのでしょうか。
よく言われているのは、「サウナや運動をして、汗を流す」という行為。
汗と一緒にアセトアルデヒドを排出できるのではないか、というところからきているようです。
しかし、これはとても危険です。
アセトアルデヒドは汗などと一緒に排出されにくい物質なので、体を動かしたり、サウナに入ったりしても排出されません。
むしろ、汗をかくと脱水症状を起こしやすくなります。
また、アルコールによって血圧のバランスが崩れていることもあり、急な運動やサウナによって体調を崩しやすくなっています。
よって、運動やサウナ、入浴などはやめておきましょう。
お酒を早く抜くには安静が一番!
実は、アルコールを早く抜く方法というのはありません。
しかし、安静にして水分を意識的に多く摂るのが良いとされています。
基本的に、アセトアルデヒドを肝臓で分解されるのを待つしかありません。
ただ、尿として早く輩出するためには、水分補給が効果的です。
喉の渇きを感じることも多いので、水分をこまめに摂りましょう。
また、糖分やビタミンCもアルコールの分解には必要なので、清涼飲料水やトマトジュースなどを飲むのもオススメです。
しかし、なにより効果的なのが安静にして過ごすこと。
無理をせず、横になっておくことで、体調は戻ってきます。
さらに、自分にとって適量のお酒の量を把握することも大切です。
「このくらいまでなら大丈夫」「これ以上飲んだら、明日の体調が心配だからここまでにしておこう」という量を考えながら、お酒と付き合っていくと良いでしょう。
つい、その場の楽しい雰囲気に流されて、お酒を多く飲んでしまうこともあります。
ですが、体調管理のためにも周囲の人に迷惑をかけないためにも、飲みすぎには注意しましょう。
まとめ
二日酔いやお酒を早く抜く方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
お酒を早く抜くための、これだという方法はまだありません。
ただ、二日酔いになったり、アルコールが体内に残っている感覚があったりするときは、安静にして水分補給をしっかり行うことが大切です。
しかし、本当に大切なのは自分にとって適切なお酒の量を知っておくこと。
また、体調が悪い日はお酒を飲まないようにしたり、いつもより少なめにしたりするなど注意すべきでしょう。
お酒とは楽しく付き合いたいものです。
二日酔いにならないような飲み方を工夫してみてください。
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