アルコールチェックの仕組みや特徴を徹底解説

投稿日:2022.08.08お知らせ

2022年4月から、安全運転管理者制度に該当する事業者の白ナンバー車にもアルコールチェックが義務化されました。
コンプライアンス体制の強化はもちろん、飲酒運転を撲滅するためにも、チェック体制を構築することは重要です。

同時に、使用するアルコール検知器は精度が高いものを使う必要があります。
現在、幅広く利用されているアルコール検知器には大きく分けて2種類あり、適切に使用しなくては意味がありません。

そこで今回は、アルコール検知器の原理や特徴、それぞれのメリットやデメリットについて解説します。

アルコールチェックには半導体式と燃料電池式がある

アルコール検知器には半導体式と燃料電池式がある

市販されているアルコール検知器は大きく2種類に分類できますが、それぞれ原理が異なります。

1つは半導体式センサーです。
センサーの表面に付く酸素量で、センサーの内部の電気抵抗値が変化する仕組みになっています。

実は、アルコールを摂取すると呼気中の酸素量は減少します。
つまり、アルコール濃度が高い人の呼気では電気抵抗値が低くなるのです。
その反応を利用して、抵抗値の変化によってアルコール濃度を測ります。
また、半導体式センサーはよりしっかりとした反応が出るように加熱用ヒーターを内蔵しています。

もう1つは燃料電池式(電気化学式)センサーです。
呼気中のアルコールを燃料として使用し、電気を発生させる特性を利用しており、電気の発生量が多ければ、アルコール濃度が高いといえます。
また、これは非加熱状態で使用できます。

アルコールチェックのそれぞれのメリットとデメリット

半導体式と燃料電池式のそれぞれのメリットとデメリット

上記では、半導体式と燃焼電池式のセンサーの仕組みを確認しました。
しかし、性能や価格などの違いはどのようになっているのでしょうか。

それぞれのセンサーの特徴を、以下にまとめてみました。
まずはメリットについてです。

センサーの種類 メリット
半導体式 ・安価で入手しやすい
・小型化しやすい
・測定が素早い
燃料電池式 ・半導体式センサーと比較し高精度
・耐久性が高い
・環境の影響を受けにくく、正確な検知が可能

半導体式のメリットの特徴は価格が安いことです。
安いものであれば1,500円程度で購入できます。
また、サイズも小さいものが多いので、置き場所にも困りません。
さらに、燃料電池式と比較すると測定スピードが速いので、効率的です。

一方、燃料電池式のメリットは性能の高さです。
半導体式センサーと比較すると高精度で、天候や気温などの影響を受けにくいので、どのような状況でも正確な測定を行うことができます。
また、耐久性の高さも魅力です。
価格は15,000円程度からになりますが、繰り返し使うことができます。

また、それぞれのデメリットは以下の通りです。

センサーの種類 デメリット
半導体式 ・精度が劣る
・周囲の環境に影響を受けやすい
・1年に1回程度、買い替えが必要
・アルコール以外にも反応しやすい
燃料電池式 ・価格が高め
・測定に時間がかかる
・定期的にメンテナンスが必要

半導体式は、燃料電池式と比較するとアルコールチェック精度が高くありません
アルコール以外にも反応したり、天候など周囲の環境の影響を受けたりして、正確な検知ができないことがあります。

また、基本的には使い捨てになりますので、使用回数にもよりますが、定期的な買い替えが必要です。
この点はあまり知られていないため、利用者は一度確認してみるといいでしょう。

燃料電池式のデメリットは、購入費用がやや高いことです。
また、定期的なメンテナンスも必要となり、継続的にコストがかかります。
測定してから結果が出るまでやや時間がかかるため、何十名のチェックを一度に行う時などは不便です。

このように、どちらも一長一短なので、使用する場面や状況に応じて、使い分けることも検討しなくてはいけません。

ちなみに、警察で使用するアルコール検知器は、非常に高精度なセンサーを搭載しています。
そのため、たとえば企業で使ったアルコール検知器では検知されなくても、警察の検問では検知された、という状況も考えられます。

よって、飲酒運転を未然に防ぐには、できる限り精度の高いアルコール検知器を使用するのが望ましいでしょう。

アルコール検知器は精度の高さで選ぼう

アルコールチェックは精度の高さで選ぼう

アルコール検知器の仕組みや特徴、メリット、デメリットについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

手ごろなアルコール検知器は購入しやすいものの、アルコールチェックの精度に問題があると安心して使えません。
特にアルコールチェックが義務化された以上、企業で使用する場合、精度の高い検知器を使用する必要があります。

また、長期的な視点で検討したとき、使い捨てを繰り返すよりも、メンテナンスしながら使用していくほうが結果的にはコストパフォーマンスが高い、ということにもなりかねません。

さらに、1年後も同じ検知器の在庫があるかどうかや、世界的な半導体不足により、使用している検知器が入手できなくなる場合など、検討することは多いです。
そのため、どの検知器がいいのかがわからない場合は、アルコール検知器を販売する各企業の担当者からいろいろな話を聞き、比較やお試しをすることをお勧めします。

その上で、使用回数や期間などそれぞれの事情に応じて、最適なアルコール検知器を導入しましょう。

運転手はもちろん、まわりの人たちや企業自体を守るためにも、アルコールチェックには高性能なアルコール検知器をおすすめします。

弊社のアルコールチェッカー アルコールマネージャー® BACtrack®は高精度な燃料電池式センサーを搭載したアメリカの警察の検問でも利用されていますので、安心してお使いいただけます。

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