リチウムイオン電池が燃える?暑い夏の充電には要注意!

リチウムイオン電池は、アルコール検知器だけでなく、スマホや電子タバコなどさまざまな製品に使用されています。
小型でパワフルなので使い勝手もよく、私たちの生活には欠かせないアイテムです。

しかし、リチウムイオン電池も使い方を間違えると、取り返しのつかない事態を招いてしまいます。
特に夏の暑い時期は、火災事故につながりやすいので注意が必要です。

そこで今回は、リチウムイオン電池の特徴やメリット、使い方の注意点などについて解説します。

リチウムイオン電池とは?

チウムイオン電池とは?

充電することで何度も使うことができるリチウムイオン電池は、二次電池に分類されています。

サイズが小さく、スピーディーにたくさんの電力を蓄えることができる点で大変便利です。
寿命が長いことも大きな特徴で、アルコールチェッカーをはじめ、スマホやノートパソコンのバッテリー、電子タバコなど多岐にわたって利用されています。

また、リチウムイオン電池は自己放電もありません
自己放電とは、電池を使用しなくても電力が放電されていくことで、放っておくと使えなくなってしまいます。
しかしリチウムイオン電池ではそのような心配もありません。

このように、リチウムイオン電池は日常生活に欠かせない電池なのです。

暑い夏場は特に注意!リチウムイオン電池による火災の原因と対処法

暑い夏場は特に注意!リチウムイオン電池による火災の原因と対処法

とても使い勝手の良いリチウムイオン電池は、使い方を間違えると大変なことになります。
特に夏場は、リチウムイオン電池による火災が増えるので、十分な注意が必要です。

しかし、なぜ夏場に火災が起こるのでしょうか。
それは、過度な熱が加わると、電池内部の絶縁体が破損し、発火することがあるからです。

実は、リチウムイオン電池は高温に弱いというデメリットがあります。
それがわかるように、新潟市消防局ではある実験を行いました。

電子タバコから取り外した電池の絶縁体を傷つけるという実験で、結果、電池を傷つけたことによって火花が数秒間噴き出し、電池は燃えてしまいました。

消防局では、「夏の暑い時期、スマホや電子タバコなどを車内や直射日光の当たる場所に放置しないように」という注意喚起を行っています。

それ以外にも、長時間充電したり、強い衝撃を与えたり、ペットが間違って噛んだりしないようにすることも重要です。

リチウムイオン電池の事故を起こさないために!

リチウムイオン電池の事故を起こさないために!

リチウムイオン電池が熱に弱いこと、衝撃に弱いことを紹介しました。
そのため、置き場所や保管場所には注意しなくてはいけません。

しかし、上記以外でもリチウムイオン電池が熱を持つ機会は多くあります。
特に利用頻度の高いスマホについては、以下の点でも注意しましょう。

まず1つ目は、スマホの充電方法です。

スマホを充電するとき、バッテリーや本体は熱を持ちやすくなります。
そのため、充電するときは、スマホカバーを外すと良いでしょう。
カバーを外すことで、熱を少しでも下げることができます。

2つ目は、スマホ使用時の温度に注意することです。

スマホでゲームをしたり、動画配信を見たり、アプリによってはバッテリーなどへの負荷が高いものが多くあります。
そういったアプリを同時に利用したり、長時間使ったままにしたりしていると、どうしてもスマホ本体が熱を帯びてきます。

本体の温度が上がってきたと感じたら、アプリを閉じてスマホの使用を中止してください。
また、このタイミングでの充電も危険です。
本体の温度が下がってから、改めて使用したり、充電したりしましょう。

アルコール検知器 アルコールマネージャー®は、充電や使用中にスマホのような熱は持ちません
ですが、夏場の置き場所や保管場所にはスマホ同様に注意が必要です。

リチウムイオン電池の特性を理解して安全に利用しよう

火災を起こさないためにリチウムイオン電池の特性を理解して安全に利用しよう

リチウムイオン電池の特徴やメリット、利用時の注意事項などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

リチウムイオン電池は私たちの生活と非常に密接している製品ですが、扱い方を間違えると大変な事態になります。
特にスマホを利用する機会は多く、「このくらいなら大丈夫」という油断から、火災につながることも想定されます。

1日のアルコールチェッカーの使用回数は、スマホに比べて圧倒的に少ないと思いますが、携帯している場合は、車内に置きっぱなしにしないようご注意ください。

ほんの少し意識することで、火事などの事故を未然に防ぐことができます。
特に夏の暑い時期は、より注意してご利用ください。

アルコール検知器 アルコールマネージャー®のご利用に関してご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

さぁ今から、「手軽にアルコールチェックの自動化」始めましょう。