キャリブレーションは、アルコール検知器が正確な数値を計測するために必要なセンサーの校正のこと。
いわば、アルコール検知器の健康診断のようなものです。

このキャリブレーションを行わないと、センサーの精度を保つことができません。
せっかく精度の良さを誇る燃料電池式センサーであっても、キャリブレーションを怠り続けると、その精度は半導体式センサーと変わらないほどに下がってしまう可能性があります。
また、計測に負荷がかかり、バッテリーの寿命が早めてしまうケースもあります。

半導体式のセンサーは、キャリブレーションを行わずに「1年で買い替え」 = 「使い捨て」が必要になるケースが多くなっていますが、アルコールマネージャーは燃料電池式センサーを搭載しており、1年に1回、または計測1,000回に1回のタイミングでキャリブレーションをおすすめしています。

複数人で1台をシェアしている法人様には、使用頻度により1年に2回、3回と、少し頻度を増やしてのキャリブレーションをおすすめします。

2022年10月の道交法改定ではアルコール検知器の常時保持も定められました。
これは、保持していれば良いというものではなく、いつも正確な数値を計測できるように状態を保持しておくことが求められます。

業務でご利用される法人様は、1年に1回、または計測1,000回に一度のアルコール検知器の健康診断をお忘れなく。