アルコール検知器にまつわるお知らせ

アルコール検知器がデオドラントに反応!?~香料の秘密とは~

2023.07.07コラム

まだ梅雨だというのに猛暑を記録している地域もあり、今年も暑い夏がやってきます。
本日は、「汗っかきな夏に活躍の制汗/デオドラント」と「アルコール検知器」の切ってもきれない関係について。
納涼気分で一緒に見ていきましょう!

大切なアルコール検知器の「精度」

大切なアルコール検知器の「精度」

アルコール検知器にとって、もっとも大切なポイントはなんでしょう?
それは「精度」です。
超精密なそのセンサーは、微量のアルコールまでもしっかりとキャッチします。

そこでドライバーの皆さん。
汗やにおいを気にするあまり使用した、香り高い香水、制汗剤、汗拭きシートなどの成分が、まだ体や手に残っているなら注意です。
なぜならその成分が、アルコール検知器に反応する可能性があるからです。

「ええっ、飲酒じゃないのに?!」とびっくりされるかもしれません。
ですがこれは、実はアルコール検知器の精度の高さの証なのです。
繊細なセンサーは、香水や制汗剤、汗拭きシートなどに含まれる微量のアルコールまでしっかり検知します。

しかしこの精度の高さは場合によって、少々困った状況を引き起こすことがあります。
それは、アルコールチェック時に「飲酒をした」と誤解されてしまう、という状況です。

夏の汗とひんやり爽快を我慢しないために

夏の汗とひんやり爽快を我慢しないために

では、どうすればいいのでしょうか?
特に夏場、我々のボディは、制汗剤や汗拭きシートを必要としますよね。
汗ばんだ身体にシュッとスプレー。ひんやりシートでスッ…と一拭き。
あの瞬間の爽快感、誰もが待ち望んでいることでしょう。

そんな時。
アルコール検知器が誤反応を起こさなくて済むよう、検知器を使用する前に、自分自身で注意を払うことが求められます。

アルコール検知器使用前に注意すべきポイント

アルコール検知器使用前に注意すべきポイント

アルコール消毒したら手洗いをしてから

アルコール消毒液の蒸気は、当然アルコール検知器に反応します。
使った後はしっかりと手を洗い、アルコール分が飛んでいることを確認しましょう。

飲食後は少し時間を置く

飲酒を含まない食事の場合でも、飲食後すぐに検知器を使うと、食べ物や飲み物から口内に残ったアルコール成分が検知される可能性があります。
そのため、飲食後は15分ほど時間を置いてからの測定が推奨されます。
これは食事にとどまらず、おやつ、つまみ食いなどの軽食でも同様です。

口腔内ケアを

口腔内に残っている食べ物などが持つアルコール分も検知の対象になります。
飲食後は、うがいや歯磨きをして口内を清潔に保ちましょう。

オーラルケア製品の使用に注意

ただし、一部のオーラルケア製品にはアルコール成分、または似た成分が含まれているものがあります。
これが検知器に反応する可能性があるため、運転前の口腔ケアはアルコールフリーの製品を選ぶ、あるいは使用後に十分な時間を置くことをおすすめします。

制汗剤等の使用は慎重に

香料に含まれる制汗剤等は微量のアルコールが検知されることがあります。
運転前は使用を控えめに、または使用後時間を置くなど工夫しましょう。

アルコール検知器が反応してしまった場合

アルコール検知器が反応してしまった場合

そして、もしアルコール検知器が反応してしまったときにはどうすればいいのか。

まずは冷静に。
そしてこれらのような状況を、安全運転管理者へ正直に報告しましょう。

※飲酒量や体調、性別などによってアルコールの分解までに15時間などの時間を要する場合があります。
「飲んだのは何時間前だから不要だろう」と自己判断せず、24時間以内程度の飲酒内容と量については共有しましょう。

そして最後には、真水でうがいをして15分ほどの時間をおいてから再度測定しましょう。
仮に最初に検出された数値が誤反応であった場合、正確な数値を示すことが多いです。

なお、企業における飲酒運転管理の場合、「運転前後」での測定が必要です。

この「運転後」にアルコールを検知してしまった場合(測定のやりなおしを行っても数値が出続ける場合)には、注意が必要で、黙って見過ごしてはいけません
まずは管轄の警察に相談を行ってください。

まとめ

アルコール検知器がデオドラントに反応!?~香料の秘密とは~まとめ

このように、アルコール検知器は私たちの安全を守るための重要な道具ですが、その繊細さが誤解を招くこともあります。
だからこそ、ドライバーの皆さんには、この検知器の性質を理解し、適切な対応をとることが求められます。

また、忘れてはならない最も大切なこと。それは。
飲酒運転事故が起きないこと」です。

例えば安価に入手できるからと言ってアルコール検知器の精度があまりよくない製品を選択してしまった場合。

本当はまだ体内に飲酒の影響が残っているにも関わらず、アルコール検知器のセンサーが正しくアルコールを検知してくれなかった

ということが、実際に起こりえます。

その場合、アルコールが残っていることが判明するのは、

となります。

コストをかけずに飲酒運転管理を行うことは、長く続ける上では大切なこと。

ですが、「アルコール検知器の精度」については、信頼と実績をしっかり確認して選びましょう。

そして、「アルコール検知器を使用する前の注意事項」をしっかり学んだ今、香り高き制汗剤や汗拭きシートをむやみやたらに恐れる必要はありません。

夏の安全なドライブのためにも、測定前の対応をしっかり行い、一層の安全運転を心がけていきましょう!

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アルコールマネージャー®とは

アルコールマネージャー®は、高精度の燃料電池式センサー技術により、非常に正確なアルコール濃度の測定が可能。
スマートフォンとの連携やクラウドベースでのデータ分析など、最新技術を取り入れた本製品は、主にプロフェッショナル向けとして、多くの法執行機関や医療機関で使われています。
世界初のスマートフォン用アルコール検知器として10年の長い経験と実績を持ち、その技術力とイノベーションで業界をリードし続けます。

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